七夕は願い事を否定されない日。

デジタル七夕 短冊 7月7日

「全然、向いてないよ」

家族、友人から言われた言葉が、今も心に残っています。

「夢を紙に書いて貼ってくださいね」

小学校では、必ずといっていいほど願いごとを書かされます。
そして、その多くの夢のほとんどは、なぜか叶いません。

なぜでしょうか。

夢が叶わないのは、その夢を多くの人が否定し、笑い、妬むからです。

夢は自由でいいはずなのに、紙に書いた瞬間に周囲の評価を受けます。

さらに、夢の優劣をつけられるのです。

医者はよくて、youtuberはなぜだめなのでしょうか。

一時期、小学生のなりたい職業ランキングでyoutuberが1位になったのが話題になりました。

しかし、それから数年後には、会社員という職業でも何でもないものが1位になったのです。

私は、その数年の間に社会的なバイアスが小学生にかけられていたと思っています。

予想でしかないですが、おそらく、職業ランキングを見た大人たちがこう言ったんです。

「youtuberは大変だよ」

ニュースでも話題になり、危機感を煽るようなタレントたちのコメントも多く出ました。

小学生だって、ニュースを見て、その言葉の意味を理解します。

その結果が、夢でも職業でもなんでもない「会社員」という結果を生み出してしまったのです。

私は、夢を潰していく日本社会は一種の病気だと思っています。
夢を評価し、優劣をつけることもです。

だから、私は七夕が貴重な行事だと思います。

七夕に込める願いは、夢とは違うものかもしれません。

ですが、願い事に対する評価はほとんどされないんです。

日本の風物詩としてみんなが受け入れていることで、あまり願いに目がいかないのでしょう。

私は、それでいいと思っています。

夢を語るのは大事ですし、自信を持って突き進むべきです。

しかし、批判的な言葉は、夢に対する自信をなくしてしまいます。

だから、七夕という場所を使って、夢に対する自信をつける機会にしてほしいんです。

いっぱい書きましたが、私は誰かの夢や願いごとが好きです。
そして、素直に応援したいと思います。

それは、ひどく干渉することではありません。
その人たちの行く末を、そっと見守るという意味です。

今回行っているデジタル七夕には、私の大切な人たちから素敵な願い事が集まっています。
こんなにうれしいことはありません。

ぜひ、あなたも願い事を投稿してみませんか?
投稿は、私が運営している以下のサイト「IntegrityWriting」のフォームから1分でできます。
誰かの願い事を見に来るだけでも結構です。

※デジタル七夕は終了しました。

それぞれの過ごし方で、1年に一度の七夕を、素敵な1日にしてください。

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この記事を書いた人

24歳・歴3年のフリーライター。webから取材記事まで幅広く手掛ける。大事にしているのは「真摯さ」。特に教育において、その重要性を感じている。ライターの必要性を高め、新たな市場を創るべく「Integrity Writing」を立ち上げ、運営している。

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