納期は自分を守るおまじない! その重要性と遅れそうなときの対処法

納期を守る重要性

「納期が明日なのに、スケジュールがギリギリで苦しい…」
「納期に遅れるのはよくあるって聞くし、守らなくてもいいんじゃない?」

納期が迫ってくると、そのしんどさから思わず遅らせてしまいたくなりますよね。

ですが、納期は誰かに決められた締切ではなく、自分を守るおまじないでもあるんです。

この記事では、納期を守る重要性とどうしても間に合わないときの対処法を解説していきます。

今、納期に遅れそうでしんどいと感じている方も、執筆を進めるヒントが見つかるはずです。

目次

自分を守るためにも納期は守ろう! その重要性を解説

この見出しでは、納期の重要性を以下3つ観点から考えていきます。

納期を守る重要性
  • クライアントさんからの信用を保つ
  • 報酬がもらえないを回避!
  • 自分との約束を守り、自己肯定感を上げる

ネガティブではなく、ポジティブな面から考えていくため、新たな視点や気付きが得られるはずです。

特に、苦しさを感じている方は、それぞれの項目で一緒に考えていきましょう。

クライアントさんからの信用を保つ

納期を守り続ければ、クライアントさんからの信用が保たれます。

信用があれば、ある程度自由に執筆できるようになり、新しい提案や取り組みを実施しやすくなります。

せっかく働くなら、楽しく活動したいですよね。

一方、信用がないとレギュレーションと厳密なスケジュールで管理され、非常に窮屈な思いをすることになります。

納期を破ると信用を失うのは、端的にいえばそうでしょう。

ですがライティングにおいては、信用を保つのはのびのびと働く一歩でもあるのです。

報酬がもらえないを回避!

「ある一定の損害を与えた場合、損害賠償を請求する」と契約書に記載があれば、納期を破ると損害賠償を請求される可能性があるでしょう。

また、損害賠償まではいかなくとも、報酬がもらえない可能性があります。

納期遅れではないですが、私もzoomの録画がうまくいかず、インタビュー記事を書き上げても報酬がもらえないことがありました。

ライターにとって、報酬をもらえないのは利益だけでなく、生活の観点から見ても致命的です。

「安心して仕事を進め、確実に報酬を得るために納期を守ろう」

と思えば、前向きに執筆できるようになりますよ。

自分との約束を守り、自己肯定感を上げる

ライティングだけでなく、仕事をするうえで一番避けなければいけないのが、“もう何もしたくない”と思うことです。

納期を破ると、自己嫌悪に繋がります。

私たちは、家族や友人との些細な約束でも、破ると申し訳ない気持ちになりますよね。

そして、申し訳ない気持ちが蓄積されると、いつか破綻して回復できなくなります。

すると、どれだけ好きだった仕事でも、体がついていかなくなってしまうのです。

納期は、相手から下された命令ではなく、自分を守るおなじないです。

真摯に仕事と向き合っている自分を肯定するためにも、最低限の納期は守っていきましょう。

納期に遅れそうな場合の対処法 早めの報連相が不可欠!

ライターも人間なので、完璧ではありません。

アクシデントや体調不良で、どうしても納期に遅れてしまう場合もあるでしょう。

納期に遅れてしまう場合は、速やかに以下3つの方法で対応するのが肝心です。

納期に遅れそうなときの対処法
  • 早めに連絡し、状況を伝える
  • 状況を見て、きちんと提案する
  • 次の納品の際にきちんと改善する

遅れるのはよくありませんが、アクシデントにスマートに対応するのもライターのスキルです!

対処法を覚えて、もしものときの不安を減らしましょう。

早めに連絡し、状況を伝える

納期が遅れそうだと分かった時点で、クライアントや担当者さんに相談しましょう。

早めに相談できれば、担当記事を変えてもらえたり、別のライターさんへ仕事をお願いできたりする可能性が高まります。

また、進捗状況をきちんと共有しましょう。

納期が遅れそうなときに共有するべき事項
  • 何割程度の進捗なのか
  • 時間がかかっている箇所がどこなのか
  • あとどれくらいで終わりそうなのか

上記にまとめた内容は、最低限の事項です。

「やばい、やばい、やばい!」

と焦って嫌な思いをしないためにも、なるべく早めに連絡するようにしましょう。

状況を見て、きちんと提案する

社会人として、折衷案を提案するのも重要なスキルです。

遅れる旨を伝えるだけでなく、いつまでなら終えられるのか、成果につながる理由、追加でできることなど、+αの対応ができるといいでしょう。

納期遅れで困るのが、全体のスケジュールに影響が出ることです。

ライターの立場だったとしても、全体の動きを見て、影響がないように提案ができればお互いが安心します。

相手にストレスを与えぬよう、慎重に仕事を進めれば、損害を最小限に抑えられます。

次の納品の際にきちんと改善する

ライティングも仕事なので、ミスが起こるのは当たり前です。

大事なのは、ミスを活かし、次につなげようとする姿勢。

つまり、そのプロジェクトでは、今後納期遅れをしないことです。

改善する方法は、調べればたくさん出てくると思います。

新しいツールを試したり、時間がかかっている箇所を把握したりなど、俯瞰して物事を眺めれば工夫の余地はあるでしょう。

ですが、焦っていると冷静に物事を判断できないですよね。

そんなときは、ディレクターや編集者さんに相談するのもいいと思います。

ディレクターや編集者さんも、今後納期遅れが発生するよりは、相談やアドバイスで改善される方がいいと判断するはずです。

苦しい思いを溜め込むのもしんどいと思いますので、ライター仲間や友人など、頼れる人を頼ってうまく乗り越えてくださいね。

納期は自分を守るおまじない! その重要性と遅れそうなときの対処法のまとめ

契約の関係上、どうしても不利になってしまうのがライターという立場です。

だからこそ、納期を守ると自分の意見や権利を主張でき、よりよい記事を書けるようになります。

納期が自分を縛るものだと思わずに、のびのびと働くための便利なツールだと感じてくださいね。

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この記事を書いた人

23歳・歴3年のフリーライター。webから取材記事まで幅広く手掛ける。大事にしているのは「真摯さ」。特に教育において、その重要性を感じている。ライターの必要性を高め、新たな市場を創るべく「Integrity Writing」を立ち上げ、運営している。

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