「自分はライター向いてないのかな…」
あまりに指摘が多いフィードバックに直面すると、思わずそう感じてしまいますよね。
ですが、指摘事項が多いからといって、ライターに向いていないと感じる必要はありません。
フィードバックを乗り越えれば、より魅力的なライターへ成長できます。
この記事では、フィードバックを乗り越えるポイントの「落ち込むシーンの明確化」と「捉え方の変え方」についてご紹介していきますね。
ほんとに辛い… フィードバックは落ち込みやすいもの
- 赤文字びっしりで文章が返ってきたとき
- 抑揚なく淡々と指摘されたとき
- 寝る直前にきつい言い方のフィードバックが返ってきたとき
駆け出しライターは特に、上記のようなシーンに遭遇しやすいでしょう。
また、一生懸命取り組んだ記事であるほど落ち込みますよね。
フィードバックを受けて落ち込むのは、あなたが素直な姿勢で生きてきた証拠です。
しかし、毎回落ち込んでいては大変ですし、フィードバックは社会人を続ける以上避けられません。
フィードバックは、受け止め方を変えると気持ちが少し楽になります。
重要なのは「自分がどう感じたいのか」
フィードバックの捉え方次第で、印象はかなり変化します。
ポイントは、フィードバックをもらいたいと考えているかどうかです。
例えば、あなたがピーマン好きだったとしましょう。
ピーマンが好きであれば、今日の晩ごはんがチンジャオロースだと分かればうれしい気持ちになれます。
しかし、ピーマンが嫌いだと、チンジャオロースだとわかった時点でモヤモヤした気分になるでしょう。
「なぜフィードバックをもらっているのか」
「フィードバックをどう感じているのか」
ほんのちょっとの時間でいいため、フィードバックについて考えてみましょう。
“全て嫌い”と感じていなければ、フィードバックに対する印象が変化しますよ。
責任の割合は「50:50程度に」と思っておこう
相手からのフィードバックが必ずしも正しいとは限りません。
筆者も、先方からOKをもらった記事が、エンドクライアントで書き換えられていたり、単純な好みや気まぐれで指摘を受けたり、そもそも指摘の内容が適切でなかったり…。
相手も人間なため、どこかにミスはあります。
執筆前の連絡が曖昧だった場合や作業環境から、必然的にミスが発生することも少なくありません。
また、文章に正解はないため、感じ方は人それぞれです。
もちろん、会話の場面では相手の言葉をしっかりと受け止めたことを伝えましょう。
「自分によくないところがあった。でも、相手にもあるかもね」
心のなかでは、落ち込まない程度に励ましの言葉を自分にかけてあげましょう。
そして、間をとって50:50くらいかなと前向きに捉えられれば、あまり落ち込まなくなりますよ。
最後に、落ち込むときは徹底的に落ち込もう
「落ち込むような弱い自分はよくない…」
こんな風に感じていませんか?
たとえ自分がミスをして落ち込んだとしても、決して“よくない”と思う必要はありません。
一生懸命に取り組んで、フィードバックを真剣に受け止めているあなたは、素晴らしい方だと私は思います。
だからこそ、落ち込むときはとにかく落ち込みましょう!
私は、気持ちに蓋をせず、素直に感情を表現するあなたが素敵だと思いますよ。
落ち込んだ気持ちは、将来次の世代を育てるときのために取っておいてください。
その経験が、今後誰かにフィードバックを送るときのやさしさになって、社会全体が愛で溢れていきます。
それでも苦しければ、ご褒美をつけたり、仲間と話したりなど、自分なりの方法を見つけながらうまく乗り越えてください。
また、ひとりで抱え込まずにいられる場所や、同じ悩みを共有できる仲間の存在が、思っている以上に大きな支えになります。
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